Q. 緑内障は、どんな治療をしていくのでしょうか?
A. 点眼薬を基本とし、病態によってはレーザー治療で進行を遅らせる方法もあります。
まず、患者さまの目の状態をしっかりと把握するために、眼底検査、視野検査、OCT(光干渉断層計)検査で緑内障の検査をおこないます。ご希望があれば、1日で検査結果をお出しすることもできますのでお申し付けください。
治療では、眼圧を下げる点眼薬や緑内障発作を予防するレーザー治療で、緑内障の進行を抑えます。レーザー治療は経過観察のために通院していただく必要はありますが、当院では日帰りでの手術が可能です。また、外科的手術が必要な場合は、お茶の水 井上眼科病院をはじめとする入院可能な医療機関をご紹介します。
Q.緑内障にならないために、なにか予防はできますか?
A. 体質や加齢が原因といわれ、予防が難しい病気です。早期発見で進行を遅らせましょう。
緑内障は、視野が狭くなってしまう病気で、初期の段階では症状を自覚しにくいのが特徴です。たとえば右目に見えない部分があっても、左目で視野をカバーできるため、自分で気づいたときには日常生活に支障が出てしまうほど進行していることがあります。
そのため、緑内障は早期発見が大切です。40歳を過ぎると発症率が徐々に上がるため、40代でまだ1度も検査をしたことがないという方は、受診をおすすめします。